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刻々と刻む

チビ嬢の入籍の日が決まった。
その前に、今月に入り両家の両親と本人達とで顔合わせを済ませた。
諸事情により、こちらが先方近くの名古屋で。
家に居てそこから嫁いだデカ嬢と違い、既に一人立ちしているので、感覚的に何か変な感じ。
場も和やかに一仕事を終えて、翌日は私とチビ嬢は千葉へと夫はふにんさきの博多へと帰った。
なかなか、一緒にいる時間がないのを気にしてくれてか、名児耶への往復、ホテルでの宿泊は三人で過ごすことができた。
その後も何泊か泊まりに来たり、
愛知へ出発後も今の職場の退職の関係で、千葉に戻って泊まるという。
姉妹で、それぞれが嫁に出てしまったら、千葉に残るのが私一人になり、今までならほぼ近くに住んでいたチビ嬢が遠くに行くことで、心配してくれているそうだ。
デカ嬢だって、1時間位のところに済んではいるけれど、家庭があるのと独身とでは違うからかな。
私の両親のことがあったりと、渡すの身体のことなどを何かと二人して気にしていてくれたのだ。ありがたい。

夫も博多で一人なんだけどなぁ。

でも、なんだろうね。
夫がまた、仕事で何日か滞在後博多に戻るときは、寂しいとか空しいとか、気が抜けた感は殆ど感じないんだけど。
娘はダメだ。
あ~、いなくなっちゃう。って。いつもいっつも一緒にくっついていたわけではないのに。
デカ嬢の時にも、娘が産まれた記念に僅かながら買い貯めた金のインゴット、記念のスプーンとフォーク。娘たちが嫁ぐ事が決まったら渡そうと夫と決めていたもの。

チビ嬢にも同じように渡したとき、まさか、そこで娘が泣くなんて予想もしていなかったので、びっくりした。
以外と冷静で少しはなれて物事を見る子だと思っていたので、隙を突かれてこちらも、ホロッときてしまった。

……これは、母親としてほんとに子育てが終わる寂しさなんだね。
もう、これからは、一緒にくっついていたわけでは隣に居てくれる人がいるってことだし、
新しい家庭を新しい人生が始まるって素晴らしいことなんだもの。
入籍予定の数日前に旅立つ娘。
その日は、夜の新幹線でのご飯を持たせて、近くの駅で見送ることにする。
すぐの月末に葬送の里帰りには、旦那さんも顔を出すかもしれないというので、
こんどは新しい息子を迎えた実家の母親として彼らを出迎えよう。
自分もそうしてもらったように、そう出来るように気持ちを切り替えよう。
未来のある若者夫婦を。
来年のお式の日を指折り待つことにする。
キラキラ輝く婚約指輪にマリッジリングが今度は輝くね。
幸せにおなり。幸せになりますように…





by nori-0726 | 2017-09-18 16:41 | 日常・家族・キモチ